カテゴリー「 池上永一」の記事

「レキオス」池上永一

レキオス レキオス

著者:池上 永一
販売元:角川書店
Amazon.co.jpで詳細を確認する

おすすめ度★★★★★

舞台は西暦2000年の沖縄。その沖縄の空に突如巨大な魔方陣が出現する。1000年の時を経て蘇る伝説の地霊レキオスをめぐり、米軍やCIA、秘密結社、はたまた女子高生から変態科学者までが入り乱れていくうちに封印は解かれ・・・

とまあ、あらすじだけ見たらなにこれファンタジー??って感じだけど、ノリノリなSFミステリーファンタジー(?)です。そう、ノリノリなんです。まず登場人物がみんな個性強すぎ。主人公の混血の女子高生デニス、に憑りついた逆さの女霊チルー、超がつくほどの変態人類学者のサマンサ、トリプルアクセルをらくらく飛んでしまう占いのユタのばあさんなどなど、癖のあるキャラクターがやりたい放題やっている感じ。

特に超ド変態のサマンサ。シスター、ナースなどコスプレしまくりで奇抜なファッションと突飛な行動で周囲の人間達を皆、手の上で転がしている。ちなみに超美人。そんな彼女の強烈さが物語に更なる勢いを与えていて、サマンサが登場するたんびに「来たかサマンサ!」と心の中で叫んだものです。

始めのほうは何がどうなっているのかさっぱりで、いろんなトコに話が飛んでしまうから頭が混乱したけど、読み進めていくうちにひとつの話にまとまっていき、ページをめくる手も止まらなくなっていき・・・ハマッてしまいます。笑

レキオスの復活する中、受け継いだ霊的パワー「セジ」を使ってデニスたちは窮地を脱することが出来るのか!?そこにまたいらんな人たちがちょこちょこ絡んでいく。ハラハラワクワクしながら読んでた。

なんか途中で過去の歴史が変わってまったく違う世界になったり、時空を飛び越えて物語がつながったりで、はちゃめちゃなんだけど、テンポよく進んでいってラストにはすっきりと終わらせてくれる。こういうジャンルの本はあまり読まないけど、この本はかなり面白いし現実逃避したい人には特にいいかも。。。

にほんブログ村 本ブログへ

| | コメント (0) | トラックバック (0)