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「たそがれ清兵衛」藤沢周平

たそがれ清兵衛 たそがれ清兵衛

著者:藤沢 周平
販売元:新潮社
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おすすめ度★★★★★

もともと時代小説をあまり読もうと思ってなかった自分が「たそがれ清兵衛」を読んだきっかけは、友達に半ば強引に本を渡されたからであるが、今は感謝しています。ありがとう僕の友達。

下城の鐘がなるといそいそと家路を急ぐ表題作の「たそがれ清兵衛」、とことん上役にゴマをする「ごますり甚内」、すんごい無口な「だんまり弥助」、物乞いのような身なりの「祝い人助八」など全八編からなる短編集。

タイトルを見て「あ~」と思う人がほとんどだと思うけど、「たそがれ清兵衛」はご存知の通り真田広之主演で映画化されています。観たけど結構面白いのでオススメ!

で、本の方はと言うとヒットです。こりゃあ面白い!どの話も、一見変わった男達が主人公で、普段はそれほどカッコいいわけではないんだけど、時たま見せる一瞬の輝きみたいなものに、もうやられます。どの男も己の気持ちにまっすぐで、そんな様がとてもカッコよっかった!特に個人的には、「うらなり与右衛門」は、最後、切り合いにもっていくやり方にニヤリとさせられてお気に入り。

それと「たそがれ清兵衛」と「祝い人助八」。映画を見た人は「あっ」と思うだろう。自分も「たそがれ清兵衛」だけが映画の原作になっていると思っていたけど、実はこの二作から作られていることを発見。「祝い人助八」のほうが映画には近いけど、この話も映画とか関係なしに面白い。ストーリー的には一番よかった。

自分は映画を見てからこの本を読んだけど、本を読んでから映画を観たらもっと楽しめるんじゃないかと思う。癖のある侍達が待っています。とにかく薦めてくれた友達に感謝。。。

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