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「行かずに死ねるか!」石田ゆうすけ

行かずに死ねるか!―世界9万5000km自転車ひとり旅 (幻冬舎文庫 (い-30-1)) 行かずに死ねるか!―世界9万5000km自転車ひとり旅 (幻冬舎文庫 (い-30-1))

著者:石田 ゆうすけ
販売元:幻冬舎
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うちの兄貴はメッセンジャーをやってて毎日街を自転車で走り回ってる。そんな兄貴に影響を受けて自分も一時期自転車で一日中走り回っていた時期があった。自転車ってなんか気持ちいいんだよね。風を受けて走って、目的地に着いた時の達成感とかその後に飲むコーラがめっちゃうまかったり♪で、兄貴はそのまま仕事にしちゃったけど兄貴が読んだら影響をもろに受けてしまうんじゃないかと思ってます。

じつに7年5ヶ月にわたる世界一周の自転車の旅。「世界一のものを探す」がテーマ。正直めちゃめちゃ面白かった(笑)カナダのユーコン川で一週間のカヌーの旅をしたり、アメリカのアリゾナ州にある、ナバホ・インディアンの聖地モニュメントバレー、メキシコのティカルの神殿、意外と小さかったマチュピチュなど、様々な国の自然や遺跡、またその旅の途中で出会う多くの仲間たちとの交流が読んでいてとても楽しかった。

読んでて楽しい気分にさせられるし、まるで自分もその旅にちょっと参加しているような幸せな気分にしてくれます♪そしていつか自分も・・・まあ自転車ではなくただの旅行で行ってみたいな~って思いながら読んでた。ホントに楽しそうに旅をしてるんだもん!なんか幸せそうだな~って感じ。多くの国を目にして多くに人との交流したことはきっとこの人の一生の財産になったであろう。

トルコでゲリラと間違えられて撃たれそうになったりいろいろ危険な目にもあっているけど、そこもまたスリリングで面白かった。

テーマである「世界で一番のものを探す」の世界で一番のものについては続編「いちばん危険なトイレといちばんの星空」に詳しく書かれています。ぜひ読んでみよう^^

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「廃墟の上でダンス」ミラーナ・テルローヴァ

廃墟の上でダンス―チェチェンの戦火を生き抜いた少女 廃墟の上でダンス―チェチェンの戦火を生き抜いた少女

著者:ミラーナ・テルローヴァ
販売元:ポプラ社
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こんな僕でも真面目な本だって読むんです。

今回はチェチェン共和国の戦争の歴史とそれによって苦痛の人生を生きてきた作者のノンフィクション。

で、この本。正直こんな悲惨なことが現実に起きていたなんて全く知らなかったし、この本を読んで自分の無知さを痛感した。

チェチェンはもともとはソ連の一部であったが1991年に独立を発表。その後の1994年にはロシア軍の武力侵攻を受け第一次チェチェン戦争が勃発。この戦争では8万人の死者が出たものの最終的にはロシア軍が撤退して終わりを迎える。

その後3年間は平和な月日が流れたが、1999年に再びロシア軍が武力侵攻を行い、第二次チェチェン戦争が起こる。この戦争ではロシア政府は完全にメディアを支配し自分たちに有利な情報しか外には流さなくなる。そのためチェチェン内部の姿が世界の人々からは見えなくなり、チェチェンの現状が不透明になる。これが戦争の長期化を引き起こし現在でもまだ続いている。

ふだん生活している中で、次の日になったら仲の良い友達が死んでしまっている、なんてことは夢にも見ないだろう。でも、それが現実となっている世界があるということにとても驚いた。正直今のそんな状況が続いているのが信じられない。日本人は平和ボケと言うけどこの本を読んでもっと世界の現状を知る努力をするべきだと思った。僕たちは知らなすぎる。遠い国で起きている出来事だから自分たちには関係ないではダメだ。一人一人がこのような現状を知り考えることがとても大切であると思う。

戦場の子供たちは日常生活や普通の喜び、悲しみを忘れてしまうのではなく、みな貪欲にあらゆる努力をして「普通の生活」を追い求めている。

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